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ウェッジウッドB級品の見分け方!簡単なコツを解説

ウェッジウッドB級品の見分け方!簡単なコツを解説こんにちは。cele-bra.com、運営者の「リナ」です。

憧れのウェッジウッド、少しでもお得に手に入れたいと思って「B級品」や「セカンド品」を探してみたこと、ありませんか? でも、ウェッジウッドのB級品の見分け方って、意外と情報が少なくて分かりにくいですよね。

特にメルカリなどのフリマアプリで見かけるけれど、これって本物なの?偽物だったらどうしよう…と不安になることもあるかもしれません。

ウェッジウッドのアウトレット品とは何が違うのか、そして一番気になる「バックスタンプに傷がある」という噂は本当なのか。セカンド品とは具体的にどんな状態なのか、知りたいことはたくさんあると思います。

この記事では、そんな疑問をスッキリ解決するために、ウェッジウッドのB級品を見分けるための大切なポイントを、私なりに整理してご紹介しますね。

  • B級品とアウトレット品、偽物の決定的な違い
  • バックスタンプの傷に関する「俗説」の真相
  • B級品を見分けるための具体的なチェックポイント
  • フリマアプリなどで購入する際の注意点

ウェッジウッド B級品 見分け方の大きな誤解

ウェッジウッドのB級品(セカンド品)を探すとき、多くの人が「ある印」を探してしまう傾向があるようです。でも、もしかしたらその情報、ウェッジウッドに関しては当てはまらないかもしれません。まずは、B級品に関する言葉の定義と、最大の誤解について整理していきましょう。

B級品とアウトレット品の違い

まず、言葉の整理からですね。「B級品(セカンド品)」と「アウトレット品」、似ているようで実は範囲が少し違います。

B級品(セカンド品)というのは、製造過程でごくわずかなキズや黒点、色ムラなどができてしまったけれど、使用には全く問題ない「本物」の製品のことです。

一方、アウトレット品は、ウェッジウッドの公式アウトレットストアなどで販売されている製品全般を指します。これには、以下のものが含まれていることが多いんです。

  • B級品(セカンド品)
  • 廃盤品(デザインが古くなったA級品)
  • 過剰在庫品(作りすぎたA級品)

なので、「アウトレット品=すべてB級品」ではない、ということですね。A級品の掘り出し物が見つかることもあるのが、アウトレットの魅力かなと思います。

バックスタンプに傷はある?

さて、ここが一番の疑問点かもしれません。「B級品は、裏のバックスタンプ(ロゴマーク)に傷が付けられている」という話、聞いたことありませんか?

確かに、ヨーロッパの他の有名な陶磁器ブランド(例えばマイセンとか)では、セカンド品とA級品を区別するために、意図的にロゴにスクラッチ(傷)を入れる慣行があるそうです。

この知識があると、「じゃあウェッジウッドも同じはず!」と考えてしまいますよね。私も最初はそう思っていました。バックスタンプの壺マークや「W」の文字に傷があればB級品、なければA級品、と簡単に見分けられるなら楽ですし。

バックスタンプの傷は俗説か

でも、いろいろと調べてみた結果、「ウェッジウッドがB級品のバックスタンプに意図的に傷を入れる」という情報を、私は見つけることができませんでした。

もし本当にそういうルールがあるなら、260年以上も歴史があるブランドですから、コレクターや専門家の間では常識として知られているはずですよね。でも、そういった情報が(少なくとも私が見た限りでは)公に出てこないんです。

ウェッジウッドのバックスタンプの主な役割は、その製品が「いつ作られたか」を示す「年代特定」にあるようです。品質のランク(A級/B級)を示すものではない、というのが今の私の結論です。

ですから、バックスタンプの傷の有無でB級品を見分けようとするのは、ウェッジウッドの場合は有効な方法ではない可能性が非常に高いですね。無傷だからA級品とも言えませんし、もし傷があったとしても、それはB級品の印ではなく、単なる製造時の印字ミスかもしれません。

B級品と偽物の決定的な違い

B級品を探すとき、私たちが一番避けたいのは、B級品(本物)と間違えて「偽物(偽造品)」を買ってしまうことだと思います。

この二つは、根本的に違います。

  • B級品: ウェッジウッドが作った本物。製造上のごく小さな欠陥があるだけ。
  • 偽物: ウェッジウッドとは無関係の第三者が真似て作った偽造品。品質も素材もロゴも全てが別物。

フリマアプリなどで「B級品だから安い」と書かれていても、実際はただの偽物だった…というケースも考えられます。B級品が持つ「製造上の特徴」と、偽物が持つ「根本的な作りの粗さ」を見分ける知識が重要ですね。

ブランド品の偽物全般については、買取専門店のコラムなども参考になるかもしれません。例えば、偽物の特徴や見分け方について解説している記事もありますよ。

偽物バックスタンプの特徴

偽物は、特にバックスタンプ(刻印)に粗が出やすいと言われています。本物のスタンプは年代によってデザインが変わりますが、どれも鮮明でバランスが整っています。

一方、偽物のスタンプには、以下のような怪しい点が見られることがあるそうです。

偽物スタンプのチェックポイント

  • ロゴ全体がぼやけている、不鮮明。
  • スタンプが中央から大きくズレている。
  • スペルミスがある(例: WEDGEWOOD のようにEが入るなど)。
  • 本物の年代別ロゴのどれにも当てはまらない、変なデザイン。

特にスペルミスは致命的ですよね…。安すぎる製品を見つけたら、まずは裏側のバックスタンプをしっかり確認するのが大切です。

実践!ウェッジウッド B級品の見分け方

バックスタンプの傷で見分けられないとなると、じゃあどうやって「ウェッジウッド B級品の見分け方」を実践すればいいの?と思いますよね。答えはシンプルで、「製品本体」をじっくり見ることなんです。

見るべきは本体の物理的特徴

B級品(セカンド品)は、A級品の厳格な基準から外れた「本物」です。その証拠として、製造工程でどうしても発生してしまう、ごくごく微細な特徴が本体に残っています。

逆に言えば、これらの特徴があるからこそ「これは偽物ではなく、ウェッジウッドの工場で作られた本物なんだな」と判断できる材料にもなる、と私は考えています。

公式アウトレットストアなどで実物を見るときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

黒点やピンホールとは

B級品の特徴として一番よく聞くのがこれかもしれませんね。

黒点・白点
焼くときに、窯の中の小さなホコリなどが付着して、釉薬(うわぐすり)の下に小さな点として現れたもの。
ピンホール
釉薬をかけたときに生地に含まれていた空気が弾けた跡が、針で突いたような小さなくぼみとして残ったもの。

これらは陶磁器の製造上、どうしても発生しうることみたいです。もちろん、使用には全く問題ありません。

色ムラや絵柄のズレも確認

ウェッジウッドといえば、ワイルドストロベリーのような繊細な絵柄が魅力ですよね。このパターンに関する部分もチェックポイントです。

  • 色飛び・色抜け: インクが少しだけ飛んだり、逆に絵柄の一部がかすれていたりする状態。
  • 濃淡(色ムラ): 手作業での彩色や転写の圧力で、色の濃さが均一でない部分がある状態。
  • 転写のズレ: パターンがプレートの中心からわずかにズレている、など。

これも、言われなければ気づかない程度のものがほとんどかなと思います。どの程度なら許容できるかは、個人差がありそうですね。

メルカリ購入時の注意点

一番難しいのが、フリマアプリ(メルカリなど)での購入だと思います。実物を見られないですし、出品者の知識も様々ですからね。

私が気をつけているのは、「B級品」と「中古の破損品」を混同しないことです。

例えば、「ヒビがあります。B級品です」と書かれていた場合、そのヒビが製造時からのもの(B級品)なのか、使っているうちにできたダメージ(中古の破損品)なのかは、写真だけでは判断が難しいです。

使用によるカトラリー傷(ナイフやフォークの跡)や、金彩の剥げなども同様ですね。これらはB級品の特徴とは別物です。

フリマアプリで購入する際は、以下の点を最低限確認するのがおすすめです。

フリマアプリ チェックリスト

  • 欠陥部分の写真が鮮明に写っているか?
  • その欠陥は「製造上のもの(黒点など)」か「使用後のもの(傷やヒビ)」か?
  • バックスタンプの写真が鮮明に掲載されているか?(偽物チェックのため必須!)

個人間取引はトラブルも起こりがちなので、慎重すぎるくらいが丁度いいかもしれませんね。

バックスタンプでの年代特定

B級品の見分けには使えないバックスタンプですが、実はとても面白い役割があります。それは、その製品が作られた「年代」を教えてくれることです。

ウェッジウッドは歴史の中で何度もロゴデザインを変えています。例えば、

  • 「ENGLAND」の文字が入るのは1891年以降。
  • 「MADE IN ENGLAND」が使われ始めるのは1909年頃から。
  • おなじみの「ポートランドの壺」のシルエットがロゴになるのは1998年以降。

など、ルールがあるんです。バックスタンプが違うからといって偽物と決めつけず、「これはヴィンテージ品なのかも?」と調べてみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

総括:ウェッジウッド B級品の見分け方

最後に、ウェッジウッドのB級品の見分け方について、ポイントをまとめますね。

結論として、バックスタンプの「傷」で見分けるのは難しく、製品本体の「黒点」「ピンホール」「色ムラ」といった物理的な特徴で判断するのが唯一の方法、と私は考えています。

B級品は、あくまでウェッジウッドが製造した「本物」です。小さな欠陥を「個性」として許容できるなら、憧れのブランドを日常使いできる、とても賢い選択肢になると思います。

この記事が、あなたの素敵なウェッジウッド探しのお役に立てたら嬉しいです。

ちなみに、もしご自宅に使わなくなったブランド食器があって手放すことを考えている場合は、その価値を一度専門の買取店などで見てもらうのも良いかもしれませんね。

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