こんにちは。cele-bra.com、運営者の「リナ」です。
ディプティックの傑作フルールドゥポーは、あの柔らかくて温かみのある「肌の香り」が本当に素敵ですよね。
でも、いざ買おうとするとお値段が可愛くないのが悩みの種ではないでしょうか。私もあの香りに憧れて「フルールドゥポーに似てる香水」を必死に探した経験があります。
SNSを見ていると、ZARAのようなプチプラブランドや、オゥパラディのような国産ブランド、さらには柔軟剤で代用しようとしている方がたくさんいるようです。
今回は、そんな悩める香水好きの皆さんのために、私が徹底的に調べた「ジェネリック・フルールドゥポー」の世界をご紹介します。
- 本家に一番近いと言われる幻の香水と入手事情
- ZARAなどプチプラで賢く香りを楽しむための選び方
- 柔軟剤を使ってフルールドゥポーの雰囲気を再現する裏技
- 予算やライフスタイルに合わせた最適な代用品の判断基準
フルールドゥポーに似てる香水と話題のブランド比較
まずは、価格帯やブランドの世界観が比較的近い、あるいは「香りの質」で本家と渡り合える実力派たちをご紹介します。「安さ」よりも「香りのニュアンス」を重視したい方は、ここから運命の1本が見つかるかもしれません。
グロッシアーユーは似てるが入手困難な幻の双子
世界中の香水ファンの間で、フルールドゥポーの「双子」とまで呼ばれているのが、Glossier(グロッシアー)の「Glossier You」です。この香水は、名前の通り「あなた自身」が香りを完成させるというコンセプトを持っていて、フルールドゥポーと同じくスキンセント(肌の香り)を追求しています。
香りの構造も驚くほど似ています。どちらも「アンブレットシード」という植物性ムスクと、パウダリーな「アイリス」、そしてアクセントになる「ピンクペッパー」が鍵になっているんです。フルールドゥポーが少しお化粧品のような華やかさがあるのに対し、Glossier Youはもう少しドライで鉛筆の削りかすのようなウッディ感があるのが特徴ですね。
残念ながら、Glossierは現在日本に店舗がなく、公式サイトからの発送も対応していないことが多いです。並行輸入品は価格が高騰しがちなので、試香せずに買うのは少し勇気がいります。
オルフェオンとフルールドゥポーの違いを徹底比較
同じディプティックの中で迷う人が多いのが「オルフェオン」です。どちらも清潔感があって肌馴染みが良いので、兄弟のような関係と言えるかもしれません。
私が感じた大きな違いは「香る場所のイメージ」です。フルールドゥポーは、朝のベッドルームや洗い立てのリネンのような、内向的で親密な空間の香り。対してオルフェオンは、夜のバーやタバコの煙、カクテルを感じさせる、少し社交的で大人っぽい香りなんです。
自分自身がリラックスしたいならフルールドゥポー、お出かけして少し洗練された印象を与えたいならオルフェオン、という使い分けがおすすめです。
レプリカのレイジーサンデーモーニングも清潔感あり
「清潔感のある香り」として絶大な人気を誇るメゾンマルジェラの「レイジーサンデーモーニング」。これもよく比較対象に挙がりますね。
ただ、似ているかと言われると、方向性が少し違います。フルールドゥポーが「人肌のぬくもり」を感じるムスクなのに対し、レイジーサンデーモーニングは「洗い立てのシーツ」そのもののような、パリッとした洗剤っぽい清潔感が強いんです。フルールドゥポー特有の少しアニマリックな(動物的な)癖が苦手な方には、こちらの方が使いやすいかもしれません。
オゥパラディのフルールは日本人の肌に合う香り
日本のブランドで探すなら、AUX PARADIS(オゥパラディ)の「#03 Fleur(フルール)」が有力候補です。名前に同じ「フルール」が入っていますが、こちらはネロリやジャスミンを中心とした、もっと素直で優しいフローラルの香りです。
フルールドゥポーのような複雑なスパイス感や粉っぽさはありませんが、「ふんわりと周囲を包み込む」という点では共通しています。何より、日本の気候に合わせて作られているので、湿度が高い日でも香害になりにくいのが嬉しいポイントですね。
SHIROのホワイトリリーやムスクとの共通点
石鹸の香りといえばSHIROですよね。「ホワイトリリー」や「ホワイトムスク」も、清潔感を求める層には外せない選択肢です。
SHIROの香りは、フルールドゥポーに比べるともっと分かりやすく「お風呂上がり」や「シャンプー」を連想させます。フルールドゥポーが高級ホテルの石鹸だとしたら、SHIROは日常の幸せなバスタイムといった感じでしょうか。最近リニューアルされて香調が変わりましたが、依然として万人ウケする香りの代表格です。
プチプラで発見したフルールドゥポーに似てる香水
次は、お財布に優しいプチプラアイテムのご紹介です。「毎日は使わないけど、あの雰囲気を楽しみたい」「気兼ねなくバシャバシャ使いたい」という方には、ZARAや柔軟剤という選択肢が実は最強だったりします。
ZARAのヌードブーケはコスパ最強のジェネリック
結論から言うと、プチプラ界でフルールドゥポーの雰囲気に一番近いのは、ZARAの「Nude Bouquet(ヌードブーケ)」かなと思います。
香料自体はベルガモットやロータスなどが中心で全く違うのですが、肌に乗せた時の「繊細で邪魔にならないムスク感」が、フルールドゥポーの持つバイブス(雰囲気)と驚くほど似ているんです。価格も100mlで数千円と、本家の10分の1以下!これならカーテンや寝具にも惜しみなく使えますよね。
ZARAの香水は商品の入れ替わりが激しいので、気に入ったらストックを買っておくのが鉄則です。
アップルジュースは似てない?香りの違いを解説
「ZARA 香水 似てる」で検索するとよく出てくる「Applejuice(アップルジュース)」ですが、これはフルールドゥポーの代用として買うと失敗するかもしれません。
アップルジュースは、シャネルの「チャンス オー タンドゥル」に似ていると言われるフルーティーな香りです。とても良い香りですが、フルールドゥポーのようなパウダリーさやムスクの深みはあまりありません。「似てるリスト」を鵜呑みにせず、自分が求めているのが「フルーツ系」なのか「ムスク系」なのかを見極めることが大切ですね。
柔軟剤のイロカネイキッドリリーで香りを再現
実は、香水よりも手軽にフルールドゥポー風の香りを楽しめるのが、花王のプレミアム柔軟剤「IROKA(イロカ) ネイキッドリリー」です。
この柔軟剤、成分的にもかなり本格的で、天然ムスクの成分やアンバーを配合しているんです。これがフルールドゥポーの核となる「人肌の温もり」や「奥行き」と化学的にも似た効果を生んでいるのかも。口コミでも「香水何使ってるの?と聞かれる柔軟剤」として有名です。洗濯物を干している時、部屋中に広がる香りがまさにあの幸福感に近いんですよ。
ファーファのシエルも着るフレグランスとして優秀
もう一つおすすめの柔軟剤が、ファーファのファインフレグランス「シエル」です。「着るフレグランス」というキャッチコピーの通り、香りの持続性が高いのが特徴です。
こちらは「ウォーミングブーケ」の香りで、フルールドゥポーが持つ「温かみ」をうまく表現しています。オゥパラディのフルールにも似ていると言われていて、優しいお花とムスクの香りが好きな方にはドンピシャだと思います。
自分に合うフルールドゥポーに似てる香水の選び方
最後に、これまで紹介したアイテムの中から、あなたにぴったりの「フルールドゥポー 似てる香水」を見つけるための選び方をまとめました。
| 重視するポイント | おすすめのアイテム | 特徴 |
|---|---|---|
| 香りの再現度No.1 | Glossier You | 香りはそっくりだが入手困難 |
| コスパと雰囲気 | ZARA Nude Bouquet | 安くて気兼ねなく使える |
| 日本の日常使い | AUX PARADIS #03 Fleur | 清潔感があり万人ウケする |
| 全身から香らせたい | IROKA ネイキッドリリー | 柔軟剤でさりげなく香る |
フルールドゥポー本家は素晴らしい香りですが、シーンや予算に合わせてこれらのアイテムを使い分けるのも、賢い香りの楽しみ方かなと思います。まずはドラッグストアでIROKAの香りを嗅いでみたり、ZARAのお店を覗いてみたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。
※香りの感じ方には個人差があります。また、価格や在庫状況は変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトや店舗でご確認ください。
