こんにちは。cele-bra.com 運営者の「リナ」です。
ウェスティンホテルに一歩入った瞬間の、あの高級感と安らぎに満ちた「ホワイトティー」の香り、本当に素敵ですよね。あの香りを自宅でも楽しみたいと思って、ウェスティン ホワイトティーに似てる香水を探している方も多いんじゃないかなと思います。
でも、いざ探してみると、定番のブルガリやエリザベスアーデンから、人気のSHIRO、さらには無印良品やダイソーまで、いろんな情報が出てきて「結局どれが本当に似てるの?」って迷ってしまいますよね。実は、ウェスティンの香りは単なる「お茶の香り」だけじゃなく、温かみのあるウッディさやバニラのような甘さが複雑に組み合わさっているのが特徴なんです。
この記事では、その複雑な香りの構成を基準に、定番の高級香水から予算別のアイテムまで、ウェスティンの香りに「本当に似ている」フレグランスを徹底的に比較していきます。
- ウェスティンの香りを構成する要素
- 定番ブランドの類似香水との違い
- SHIROや無印良品が似ていると言われる理由
- 予算やシーン別のおすすめアイテム
ウェスティン ホワイトティーに似てる香水の基準
まず最初に、「ウェスティン ホワイトティーに似てる香水」を見つけるための基準をはっきりさせておきたいと思います。あの香りの本質は、ただの「ホワイトティー(白茶)」だけじゃないんです。公式ストアでは「ホワイトティー、シダー、バニラ」と説明されていますが、専門的に見るともっと複雑です。「爽やかなティーやシトラス」と、「ホテル特有の高級感あるウッディ・ムスクのベース」、この2つの要素が揃っていることが重要なんですよね。
定番:ブルガリ オーテブラン
ホワイトティー系の香水として、昔からとても有名なのがブルガリの「オ・パフメ オーテブラン」です。
これは、ウェスティンの香りを「まとうため」の香水として解釈したような、すごく洗練された香りだと思います。ミドルノートの「ホワイトティーアコード」が核となる部分で一致していて、ベースの「ムスク」と「ウッディアンバー」が、ウェスティンの持つ温かみのあるウッディ感と非常に近いです。
ただ、一番の違いはトップノート。ウェスティンがベルガモットなどでクリーンに始まるのに対して、ブルガリは「アルテミシア(ヨモギ)」や「ホワイトペッパー」が入っているので、少しスパイシーでハーバルな、ピリッとした複雑さから始まります。
ウェスティンの雰囲気を持ちつつも、より個性的で洗練された「香水」として楽しみたい方には、一番のおすすめかもしれません。
ブルガリ オーテブランのポイント
- ティーとウッディ・ムスクのベースは酷似
- トップがスパイシーで、より複雑な香り立ち
- ウェスティンの香りを「まとう」ために洗練させたクラシックな選択肢
酷似:EA ジンジャーリリー
「雰囲気」じゃなくて、もっと「香りの構成そのもの」が似ているものを探しているなら、エリザベスアーデンの「ホワイトティー ジンジャーリリー」が、隠れた逸品かもしれません。
これ、実はウェスティンの専門的な香りのピラミッド(調香師向けの構成)と驚くほど一致しているんです。
- ウェスティン(専門分析):
- トップ: ベルガモット
- ミドル: ジンジャーリリー
- ベース: ムスク、マホガニー、チークウッド
- EA ジンジャーリリー:
- トップ: ベルガモット
- ミドル: ジンジャーリリー
- ベース: ムスク、シダー
「ベルガモット + ジンジャーリリー + ウッディムスク(シダー)」という、香りの骨格がほぼ同じなんですよね。これは偶然とは考えにくいレベルかなと思います。
ホテルのロビーで香る、あの特徴的なフローラル感と爽やかさ、そしてそれを支えるウッディ感の「構成」を求めるなら、専門的な視点で見てもこれが一番近いかもしれません。
雰囲気:エリザベスアーデン
先ほどの「ジンジャーリリー」は派生品ですが、エリザベスアーデンの定番「ホワイトティー(オリジナルEDT)」も、ウェスティンの香りを再現する上で非常に優秀です。
こちらは、専門的な構成というより、ウェスティンが公式に説明している「消費者向けのイメージ」と構造がそっくりなんです。
- ウェスティン(公式説明): ホワイトティー + ウッディシダー + バニラ
- EA オリジナル: ホワイトティー + マドラスウッド(ウッディ系) + トンカビーン(バニラのような甘さ)
ベースの「アンバーウッド」や「ムスク」の組み合わせも、あの温かく贅沢なホテルのロビーの雰囲気をすごく上手く再現しています。価格も比較的手頃なので、ウェスティンの「雰囲気」を日常使いの香水として楽しみたいなら、まず試してみる価値が一番高い1本だと思います。
比較:SHIRO ホワイトティー
「ウェスティン ホワイトティー 似てる香水」と探すと、必ずと言っていいほど「SHIRO ホワイトティー」も候補に上がってきますよね。日本ですごく人気のある香りです。
ただ、これは名前は同じ「ホワイトティー」ですが、香りの方向性は全く別物と考えた方がいいかなと思います。
SHIROのホワイトティーは、「グレープフルーツ」や「レモン」といったシトラスがかなり前面に出ているのが特徴です。ミドルにもグリーンティーが使われていて、全体的にとても爽快でクリーン、清潔感のあるシトラス・グリーンティーの香りです。
一方、ウェスティンの本質は、あの「シダー」や「バニラ」に例えられるような、温かみと甘さのあるリッチなウッディ・ベースにあります。SHIROにはその重厚な温かみはほとんど感じられません。
SHIROを選ぶ際の注意点
ウェスティンの「ホテルのロビーの温かみ・甘さ」を求めている場合、SHIROは直接的な代替品にはなりにくいです。むしろ、清潔感のある「お茶の香り」が好きで、より爽やかなシトラス系を探している方に向いています。
SHIROの香水については、SHIRO(シロ)香水人気順ランキングの記事でも詳しくレビューしているので、SHIROの他の香りも気になる方はチェックしてみてくださいね。
上級者向け:ロジェ・ガレ
もう少し個性的で、スパイシーさも欲しいなという方には、ロジェ・ガレの「テ ファンタジー」も面白い選択肢です。
これはセイロンティー(紅茶)をイメージした「スモーキーシトラス」の香りとされています。ウェスティンと「シトラス」や「ウッディ」という要素は共通しているんですが、核となるのがスパイシーな「カルダモン」と、土っぽさやスモーキーさを感じる「ベチバー」なんです。
ウェスティンのような「心を落ち着かせるバニラ調」とは対照的で、もっとキリッとした、ユニセックスで複雑な香り。ウェスティンに似てるものを探す、というよりは、「ティー系フレグランス」の幅を広げたい上級者向けの香りかなと思います。
予算別 ウェスティン ホワイトティーに似てる香水
ここまでは香水(フレグランス)を中心に見てきましたが、ウェスティンの香りはもともと空間を香らせる「アンビエントセント(環境香)」です。なので、ディフューザーやオイルなど、予算に応じたアイテムで「空間」に香りを取り入れるのもすごく良い方法ですよね。
無印良品 おやすみブレンド
「ウェスティン 似てる 無印」という検索もすごく多いんですが、無印良品には「ホワイトティー」という名前のフレグランスはありません。
では、なぜ似ていると感じる人が多いのか? その答えは、エッセンシャルオイルの「おやすみブレンド」にあると私は分析しています。
この「おやすみブレンド」、実はお茶の香りはしないんです。構成は「シダーウッド」「サンダルウッド」「ヒノキ」などが中心。そう、ウェスティンの公式説明にある「ウッディなシダー」、あの香りの核となる「温かみのあるウッディ・ベース」の部分を、このオイルが完璧に再現しているんです。
多くの人が、ウェスティンの香りの本質である「ウッディ・ベース」をこのオイルに感じ取って、「似ている」と判断しているんですね。これ、すごい発見だと思いませんか?
リナのおすすめDIY
この「おやすみブレンド」に、別売りの「ベルガモット」のエッセンシャルオイルを数滴加えると、ウェスティンの専門的な構成(ベルガモット+ウッディ)にかなり近くなります。アロマディフューザーで試してみる価値大ですよ!
「おやすみブレンド」の詳しい使い方や口コミが気になる方は、無印良品「おやすみブレンド」の口コミと使い方の記事も参考にしてみてください。
ダイソーのディフューザー
もっと手軽に、予算を抑えてあの「雰囲気」を楽しみたいなら、ダイソーの「ホワイトティー」ディフューザーも侮れません。
これは550円(税込)という価格ながら、口コミでも「一番ホテルのエントランスで香る良い香り」と、かなり高い評価を得ているアイテムです。もちろん、ウェスティンのような複雑な香りの変化はありませんが、玄関やリビングに置いて「クリーンなホテルのロビー」という雰囲気を演出するには、コストパフォーマンス最強の選択肢だと思います。
気軽に試せるのが嬉しいポイントですよね。
手軽なボディミスト(フィアンセ)
香水ほど強くなく、もっとふんわりと香りを楽しみたいなら、ボディミストも良いですよね。
フィアンセのボディミスト「ホワイトティーの香り」は、トップノートが「レモン、ベルガモット」といった爽やかなシトラスから始まります。これはウェスティンのトップノート(ベルガモット)と方向性が一致しています。
香りの持続時間は短いですが、お風呂上がりやリフレッシュしたい時に、あの清潔感を軽くまとうのにぴったりです。価格も手頃なので、香水が苦手な方にもおすすめです。
ルームフレグランス:Culti
空間の香りにこだわりたいなら、イタリアの高級ルームフレグランスブランド、Culti(クルティ)の「THÈ(テ)」も候補になります。
これは日本をイメージした香りで、「煎茶」と「ベルガモット」がブレンドされています。ベルガモットのトップはウェスティンと共通していますが、核となるのは「煎茶」。
ウェスティンのような温かいウッディ・ベースは弱めで、もっとクリーンでミニマル、和の空間にも合うようなスッキリしたお茶の香りです。ウェスティンとは違ったベクトルの、上質な「お茶の香り」をディフューザーで楽しみたい場合に最適です。
ボディケア:SpaRitual
ちょっと視点を変えて、ボディケアでウェスティンの要素を取り入れるのもおすすめです。SpaRitual(スパリチュアル)というブランドの「ゼラニウムシダーウッド」ラインに注目です。
ここでも「シダーウッド」が出てきましたね。これはウェスティンの「ウッディなシダー」と一致する要素です。そして「ゼラニウム」は、スッキリとしたフローラルノートで、ウェスティンの構成にある「ジンジャーリリー」のような、スパ的な爽やかさを提供してくれます。
ボディローションやスクラブでこの香りを取り入れれば、シャワータイムがあのスパのような雰囲気に包まれますよ。
最適なウェスティン ホワイトティーに似てる香水
ここまで色々な角度から「ウェスティン ホワイトティーに似てる香水」やアイテムを比較してきました。最後に、私の考えるニーズ別の「最適解」をまとめてみますね。
ニーズ別・ウェスティンに似てる香りのおすすめ
- 「雰囲気」が最も近い香水: エリザベスアーデン「ホワイトティー」(オリジナルEDT) 「ティー + ウッド + バニラ調」という公式説明の構造がそっくり。全体の雰囲気の再現度が一番高いです。
- 「香りの構成」が最も近い香水: エリザベスアーデン「ホワイトティー ジンジャーリリー」 「ベルガモット + ジンジャーリリー + シダー」という専門的な構成が驚くほど一致。隠れた酷似アイテムです。
- 高級で洗練された「まとう」版: ブルガリ「オ・パフメ オーテブラン」 ウッディ・ムスクのベースを共有しつつ、よりスパイシーで複雑。定番の高級香水です。
- 低予算で「ホテルの雰囲気」を自宅で: ダイソー「ホワイトティー」ディフューザー 玄関やリビングに。コスパ最強で「ホテルのロビー」の雰囲気を演出できます。
- DIYで香りを再現する(上級者向け): 無印良品「おやすみブレンド」 + 「ベルガモット」 「おやすみブレンド」で核となるウッディ・ベースを再現し、ベルガモットでトップの爽やかさを加える方法です。
「ウェスティン ホワイトティーに似てる香水」と一口に言っても、「お茶の清潔感」を求めているのか、「ホテルのロビーの温かいウッディ感」を求めているのかで、選ぶべきアイテムが全く変わってくることが分かりますよね。
香水はTPOも大切ですが、まずはご自身がどの要素に一番惹かれているのかを見極めて、お気に入りの香りを見つけてみてください。香りの感じ方には個人差もありますし、価格やブランドイメージも様々です。ぜひ、お店で実際に香りを試してみることをおすすめします。
この記事が、あなたの理想の「ウェスティン ホワイトティー」の香り探しのお役に立てたら嬉しいです。
香りの好みや肌での変化には個人差があります。特に香水は、購入前に店頭で試香(ムエットやご自身の肌)をされることを強く推奨します。価格や販売情報は変更される場合がありますので、詳細は各ブランドの公式サイトや正規取扱店でご確認ください。
香水選びのTPOや基本的なマナーについては、香水はつけない方がいい?男女100人調査でわかった「本当に嫌われるつけ方」も参考にしてみてくださいね。
