こんにちは。cele-bra.com、運営者の「リナ」です。
憧れのジュエリーであるブルガリのビーゼロワンを購入しようか迷っているとき、ふと検索窓に「ダサい」や「時代遅れ」といったネガティブな言葉が出てきて、不安になってしまった経験はありませんか。
決して安い買い物ではないからこそ、買ってから後悔したくないですし、周りから「おじさんっぽい」とか「成金趣味」なんて思われたくないですよね。
また、メンズが着けると変なのかな、年齢層に合っているのかな、といった疑問も尽きないと思います。でも、安心してください。
その不安は、ビーゼロワンというアイテムが持つ圧倒的な存在感と歴史の裏返しでもあるんです。
- ダサいと言われる4つの根本的な原因と誤解
- 後悔しないためのサイズ選びと傷への対策
- おじさん見えを回避するメンズの着こなし
- 資産価値から見る今買うべき合理的な理由
ブルガリのビーゼロワンがダサいと言われる理由
まずは、なぜこれほどの名作が「ダサい」と言われてしまうのか、その背景にある心理や誤解について深掘りしていきましょう。ネガティブな意見の正体を知れば、過度に気にする必要がないことがわかるはずです。
時代遅れで昔流行った指輪なのか
ビーゼロワンが「時代遅れ」と言われる最大の理由は、その誕生のタイミングに関係しています。実はこのコレクション、1999年にミレニアム(2000年)を記念して発表されたものなんです。発売と同時に爆発的なヒットを記録したため、当時の大流行を知っている40代や50代の方々にとっては、「昔流行った指輪」という懐かしいイメージが強く残っているんですね。
ファッションには流行のサイクルがあり、一度大きく流行ったものは、一時的に「古い」と感じられる時期があります。しかし、ビー・ゼロワンはそのフェーズをすでに超えて、一過性のブームではなくブランドを代表する「定番アイコン」として定着しています。
さらに、有名な建築家ザハ・ハディッドとのコラボレーションモデルなど、常にデザインのアップデートが行われているので、決して過去の遺物ではありません。最近ではY2K(2000年代)ファッションのリバイバルもあり、若い世代からはむしろ新鮮でクールなアイテムとして再注目されているんですよ。
成金っぽくて派手という誤解
「ロゴが主張しすぎていて品がない」「成金っぽい」という声もよく耳にします。確かにビー・ゼロワンは、側面に「BVLGARI・BVLGARI」というダブルロゴが大きく刻まれていて、一目でそれとわかるデザインですよね。2000年代初頭のロゴブームや、バブル期の派手なイメージと結びつけられやすいのも事実です。
デザインのルーツは「コロッセオ」 あの特徴的な円筒形の形は、ローマの円形闘技場「コロッセオ」からインスピレーションを得ています。単に派手さを狙ったわけではなく、建築的な美しさをジュエリーに落とし込んだ芸術的なデザインなのです。
最近は「クワイエット・ラグジュアリー」といって、ロゴを目立たせない控えめなスタイルがトレンドですが、ビー・ゼロワンのような力強いデザインは、シンプルなファッションのアクセントとして逆に映えるんです。派手なのではなく、「建築物を身にまとう」というアートな感覚で捉えるのが正解かなと思います。
年齢層はおじさんや若作りか
「若作りに見えないか心配」あるいは「おじさんが着けても大丈夫?」という年齢に関する悩みも多いですね。私の見解としては、ビー・ゼロワンは全世代に対応できる稀有なジュエリーだと断言できます。
20代や30代の方にとっては、K-POPアイドルのLISAさんのようなスターが着用している「憧れのアイコン」であり、自分へのご褒美やペアリングとして人気です。一方で、40代以降の方にとっては、年齢を重ねて節が太くなったり質感が変化した手元を、あのボリューム感が美しくカバーしてくれるというメリットがあります。
華奢なリングだと指の太さが目立ってしまうことがありますが、ビー・ゼロワンのような重厚感のあるリングは、大人の手元にこそ相応しい品格を与えてくれるんです。「おじさん臭い」のではなく、「ダンディでセクシー」に見せる武器になると私は思います。
買って後悔する傷や使い勝手
デザインの好みとは別に、物理的な理由で「後悔した」という声もあります。これについては、購入前に知っておくべきデメリットとして正直にお伝えしますね。
| 懸念点 | 理由と対策 |
|---|---|
| 傷が目立つ | 側面が平らで面積が広いため、小傷がつきやすいです。これは「愛用の証」と捉えるか、定期的にメンテナンスに出すことで解決します。 |
| 汚れが溜まる | 特徴的なバネ構造(スパイラル)の隙間に汚れが入りやすいです。超音波洗浄はバネを痛める可能性があるので、お店でのクリーニング推奨です。 |
| サイズがきつい | 幅が広いリングは指の肉を逃がさないため、通常より圧迫感があります。「いつものサイズ」で買うと失敗します。 |
セラミックモデルの注意点 黒や白のセラミックを使ったモデルは非常におしゃれですが、強い衝撃で「割れる」リスクがあります。金だけのモデルとは扱いが少し違うので、ぶつけないよう注意が必要です。
メンズが着けるとダサいのか
男性がビー・ゼロワンを着けることに対しては、かつては「いかつい」「怖い人」というイメージを持つ人もいました。太い喜平ネックレスに合わせたり、シャツのボタンを大きく開けて肌を見せるような、いわゆる「オラオラ系」のスタイルだと、どうしても威圧感が出てしまい「ダサい」と言われがちです。
しかし現在は、山下智久さんのようなスタイルアイコンの影響もあり、ユニセックスなジュエリーとして完全に定着しています。男性が着ける場合は、「いかに爽やかに着けるか」がポイントですね。Tシャツやニットの上からさらっと着けたり、ブラックセラミックのモデルでクールに決めたりすれば、今の時代に合った洗練された印象になりますよ。
ブルガリのビーゼロワンをダサいとさせない正解
ここからは、批判的な意見を跳ね返し、ビー・ゼロワンを最高におしゃれに見せるための具体的なスタイリング術をご紹介します。ちょっとしたコツを押さえるだけで、一気に垢抜けますよ。
重ね付けで洗練させるコーデ術
ビー・ゼロワンを一つだけ着けるのも素敵ですが、あえて他のアイテムと「重ね付け」をすることで、こなれ感が生まれます。おすすめなのは、異素材ミックスです。
例えば、イエローゴールドのビー・ゼロワンに、あえてホワイトゴールドやシルバーのブレスレットを合わせてみたり、セラミックモデルと地金だけのモデルを組み合わせたり。色を統一しすぎないことで、「頑張ってセットアップしました感」が消え、自分らしいスタイルになります。
また、ティファニーの「Tコレクション」やカルティエの「ジュスト アン クル」など、同じように建築的でモダンなデザインのジュエリーとは相性が抜群です。ブランドをミックスして楽しむのも、上級者のテクニックですね。
似合う人が実践する引き算の美学
「ダサい」と言われないために最も重要なのが、引き算の美学です。ビー・ゼロワンはそれ自体が非常に強い存在感を持っています。だからこそ、服装はシンプルであればあるほど輝きます。
おすすめのスタイリング ・無地の白Tシャツ × デニム × ビー・ゼロワン ・黒のタートルネック × ビー・ゼロワン ・シンプルなシャツワンピース × ビー・ゼロワン
このように、服をキャンバスに見立てて、ジュエリーを主役にする「一点豪華主義」を意識してみてください。柄物の服や、他にも派手なアクセサリーをジャラジャラ着けると、どうしても「ごちゃごちゃ」した印象になってしまいます。ビー・ゼロワンを信じて、他を削ぎ落とす勇気が、洗練への近道です。
ペアリングやサイズ選びの注意点
ペアリングや結婚指輪として検討している方もいると思います。ここで絶対に気をつけたいのがサイズ選びです。先ほどもお伝えしましたが、ビー・ゼロワンは幅が広いため、普段のサイズより1〜2号大きめを選ぶのが鉄則です。
特に指は、季節や時間帯、お酒を飲んだ翌日などで意外と「むくみ」ます。ギリギリのサイズを選んでしまうと、「抜けなくなった!」なんてことになりかねません。試着の際は、少し手を握ったり開いたりして、圧迫感を確認してくださいね。
また、結婚指輪として選ぶ場合、カルティエのラブリングのような「愛の絆」という意味合いよりも、ビー・ゼロワンは「無限の始まり」や「革新」といった意味が強いです。自立したカップルや、お互いのキャリアを尊重し合う二人にはぴったりの選択かなと思います。
値上げで証明される高い資産価値
最後に、少し現実的な「お金」の話もしておきましょう。購入を迷っている背中を押してくれるのが、ビー・ゼロワンの持つ資産価値の高さです。
ご存知の通り、金(ゴールド)の価格は歴史的な高騰を続けています。ビー・ゼロワンは地金をたっぷりと使った重厚な作りが特徴なので、その価値は金相場と連動して上がり続けているんです。実際、ブルガリも頻繁に価格改定(値上げ)を行っていますよね。
「欲しいと思った時が一番安い」というのは、今のハイブランド市場では決して大袈裟な言葉ではありません。また、万が一手放すことになっても、定番モデルやダイヤモンド入りのモデルは中古市場での需要が高く、リセールバリュー(買取価格)も比較的安定しています。単なる浪費ではなく、「身につけられる資産」を持つという考え方もできるのではないでしょうか。
ブルガリのビーゼロワンはダサくない傑作
結論として、ブルガリのビー・ゼロワンは決してダサいアイテムではありません。四半世紀にわたって愛され続け、称賛と批判の両方を浴びるのは、それだけ世の中にインパクトを与え続けている「本物のアイコン」である証拠です。
トレンドに流されるのではなく、自分のスタイルとして堂々と身につけること。そして、その圧倒的なボリューム感に負けない自分自身を演出すること。この「試される感覚」こそが、ビー・ゼロワンを持つ醍醐味なのかもしれません。ぜひ、あなたらしいコーディネートで、この傑作ジュエリーを楽しんでくださいね。
